大きな戦い・大きな組織・大きな力・大きな戦艦・・・
結局、どの物語にもどこか大切にしていることは、目の前にいる大切な存在がそこにあること。
そんなふうに感じます。
もっと大きな戦いを書くはずでした、初めはそうだった。
もっと大きな組織が描こう、でもいつのまにかそこにありませんでした。
大きな力をもっと魅せて、でも彼女には人間らしい能力だけが残っていました。
どこまでも大きい気持ち、誰よりも特別な存在、そう、暖かい大切なものには何もかなわない。
いつだって、どの時代も、それを描くために世界中の人たちが走り創りあげた物語が。
今でもたしかに、世界中に残って、そしてはるか昔よりずっと、そんなお話をみんながこの星に残してる。
わたしは本当にこの時代に生まれてきて、よかったと思っています。
前に進むことが楽しくて、後ろに振り返るのがたまらなく心地良い今を。
まず自分自身が感じられる作品を残せて、発表できて、わたしは幸せです。
あなたのような人が、作品を最後まで見てくれるから、思うだけでなく空想するだけでなく、形に残すことができました。
馬鹿馬鹿しいと思うでしょう?あったこともないのに。
そう、たぶんずっとわたしは馬鹿馬鹿しい。
それでも、こころから想いを馳せます。
読んでくれてありがとう、幸せをありがとう。
読んでくれたあなたに、これからもっとステキなつながりのある人達と出会えますように。
こころから祈っています。
最後に・・・
この瞳 その目にうつる 輝きを まなざし深く 想いよ届け
かしこ。